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IRIDシンポジウム2021
~燃料デブリ取り出しに挑む‐Ⅳ~

IRIDがIRIDが取り組んでいる福島第一原子力発電所の廃炉に関わる技術開発の成果をご紹介するシンポジウムを、下記のとおり開催いたしました。

本年度のシンポジウムでは、「燃料デブリ取り出しに挑む‐Ⅳ」と題して、IRIDの研究開発成果をご報告するとともに、前回に引き続き若手研究者、技術者の育成も目的として開催しました。
本年度は、コロナ禍の影響を考慮し、現地での参加者は限定させていただき、一般の方々はWEBでの参加という方式を採用いたしました。

  • 1. 開催日時  :2021年12月8日(水)13:00‐17:00(開場12:30)
  • 2. 開催場所  :いわき産業創造館 企画展示ホール(LATOV 6階)
  • 3. プログラム
13:00-13:05 開会挨拶
IRID 理事長 山内 豊明
13:05-13:10 来賓挨拶
経済産業省 原子力事故災害対処審議官
湯本 啓市
13:10-13:30 報告「IRIDの研究開発の状況」

資料

IRID 開発計画部長  高守 謙郎
13:30-13:50 報告「燃料デブリ取り出しの実現に向けたロボットアーム開発状況」

資料

三菱重工業株式会社 細江 文弘
13:50-14:10 報告「1号機 PCV内部調査に向けた準備作業状況」

資料

日立GEニュークリア・エナジー株式会社 岡田 聡
14:10-15:45 学生による研究成果発表(7件)
15:35-17:05 廃炉ポスターセッション
17:05-17:10 学生表彰式
17:10-17:15 講評
IRID 専務理事 平家 明久

<動画> 当日の様子(IRID講演分のみ)をご覧いただけます。

※YouTubeのサイトにリンクします。

パネルによる技術紹介

  • 画像をクリックするとPDFが開きます。
  • 技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID)の紹介

  • 技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID)の研究開発概要

  • IRID研究開発の推移

  • 燃料デブリの分析技術開発、取り出し時の微粒子挙動の評価

  • 燃料デブリ取り出しに向けてRPV内部を調査する

  • 燃料デブリ取り出し計画に必要な情報を取得するためペデスタル内状況を調査

  • 燃料デブリ性状に関する情報取得に向け規模を拡大した取り出し設備を開発

  • 溶け落ちた燃料デブリを取り出す(工法の開発)

  • 溶け落ちた燃料デブリを取り出す(取り扱い技術の開発)

  • 燃料デブリ取り出し時の臨界を防止し異常を早期検知・抑制する

  • デブリ加工時に発生するダスト飛散を抑制

  • 燃料デブリを長期間安全に保管する

  • 廃棄物を安全に管理・処分する

  • PCV内部詳細情報取得のため詳細調査と試験的デブリ取り出しを行う

  • 燃料デブリ取り出しに向けてPCV内部詳細情報を取得する(アクセスルート構築、水中遊泳型調査装置)

 

シンポジウムの様子

福島第一原子力発電所の燃料デブリ取り出しに係る研究開発の状況について、IRID高守開発計画部長、三菱重工業株式会社 細江 文弘、日立GEニュークリア・エナジー株式会社 岡田 聡が講演し、今回のシンポジウムには約100名の方(報道関係者等含む)が現地で参加いただき、WEBでの参加申し込みは320名となりました。

  • [写真]クリックすると大きいサイズの画像が開きます。

  • 受付の様子

  • 会場の様子

  • 開会挨拶 IRID山内理事長

  • 来賓挨拶 経済産業省
    原子力事故災害対処審議官 湯本啓市氏

  • IRID高守開発計画部長

  • 三菱重工業株式会社 細江 文弘

  • 日立GEニュークリア・エナジー株式会社 岡田 聡

 

前回に引き続き、学生による研究成果発表を行いました。7名による発表が行われましたが、発表内容のレベルが高く、審査結果も僅差で最優秀賞と優秀賞が決定しました。

  • 表彰式

  • 表彰式

  • 表彰式

  • 表彰式

  • 講評 IRID平家専務理事

  • ポスターセッション

  • ポスターセッション

  • ポスターセッション

  • ポスターセッション

 

福島第一原子力発電所サイトおよび福島ロボットテストフィールド、楢葉遠隔技術開発センター見学

12月9日(木)、IRIDシンポジウムに研究成果発表やパネル出展をした学生(大学生、大学院生、高専生)らによる、福島第一原子力発電所および福島ロボットテストフィールド(RTF)、JAEA楢葉遠隔技術開発センター(NARREC)の見学が行われました。例年、シンポジウムの翌日に開催されており、今回は、見学箇所として南相馬にあるロボットテストフィールドを新たに追加しました。
本ツアーは、これからの廃止措置を担っていくことが期待される学生に、福島第一原子力発電所および関連する施設を実際に見学していただくことで、廃炉に向けた研究開発について、より良く理解いただき、今後の研究活動に役立てていただくことを目的として開催されました。

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  • 福島ロボットテストフィールド(RTF) 集合写真

  • 福島第一原子力発電所 高台からの視察

  • 廃炉資料館 玄関集合写真

  • JAEA楢葉遠隔技術センター(NARREC)

活動報告