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小山研究管理部部長による国際会議参加・講演[PreADES Project 会合]
(2020年2月12日、13日)

2020年2月12~13日、パリのOECD/NEA本部で開催されたPreADES Project(Preparatory Study on Analysis of Fuel Debris)会合において、燃料デブリの分析に係る議論に参加するとともに、当組合の小山研究管理部部長が「燃料デブリ試料のB型輸送容器による国内輸送についての検討」に関して講演を行いました。講演においては、既存のB型輸送容器を用いた将来の燃料デブリ試料輸送の実施に必要となる安全解析(構造強度評価、熱解析、閉じ込め評価、遮蔽評価、臨界安全評価)について説明しました。このプロジェクトは福島第一原子力発電所の廃炉戦略・検討のサポートを目的の一つとして日本政府やIRID組合員であるJAEAが提案・主導しているものであり、各国からの安全研究専門家約50名に熱心に聞いて頂き、活発な質疑が行われました。

なお、本会議終了後にフランス原子力・代替エネルギー庁カダラッシュ研究所を訪問しました。補助事業において燃料デブリのMCCI(Molten Core Concrete Interaction)試験を行ったウラン試験施設を訪問し、試料の確認や今後の試験についての議論を行いました。

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【写真】

  • 前列右から3番目:IRID小山研究管理部部長

  • OECD/NEA本部での会議の様子

活動報告