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東京工業大学とのスモールワークショップの開催(2017年1月20日)

2017年1月20日、IRIDは、東京工業大学が開催した「廃止措置技術・人材育成フォーラム」の場で東京工業大学とのスモールワークショップを開催しました。
当日は、IRIDメンバーと産学界、東京工業大学の先生、学生など約100名が参加しました。

ワークショップでは、IRID側からは吉澤専務理事による「IRIDの研究開発の現状」、奥住開発計画部部長による「IRIDから見た研究開発課題例」、大井JAEA廃棄物処分技術開発グループリーダーによる「福島第一原発事故廃棄物の処理・処分研究」の説明を行いました。また大学側からは、東京工業大学における人材育成活動及び基盤研究の説明があり、そしてIRID側のニーズと大学側のシーズのマッチングに関する議論や福島廃炉に向けた人材育成についての意見交換を行いました。
この活動を通じて、福島の廃炉に向けた研究を行っている大学との連携強化及び若手研究者とのコミュニケーションを深められる貴重な機会となりました。
IRIDは引き続き、大学等との連携を積極的に進めていきます。

開催日時:2017年1月20日(月)10:00~17:30
開催会場:東京工業大学 大岡山キャンパス
開催目的:今後30年以上要する福島第一原子力発電所の廃炉事業、および研究開発プロジェクトを進めていくためには、中長期的な視点で人材を確保し、育成していくことが必要です。本ワークショップは、文科省の廃炉・人材育成プログラムに取り組んでいる東京工業大学との情報共有及び意見交換を通じて、大学との連携強化と若手の人材育成を目的に開催したものです。

<IRIDからの説明内容>
・福島第一の現状についての紹介

<東京工業大学からの説明内容>
・東京工業大学における人材育成事業
・材木の除染技術
・土壌の汚染除去と回収・固化技術
・天然鉱物を利用したCs、Sr回収・固定化技術
・シビアアクシデント後の遠隔計測技術
・デブリ取り出し時の未臨界確保方策
・デブリ取り出し時の再臨界事故解析
・難分析核種分析

  • [写真]クリックすると大きいサイズの画像が開きます。

【写真】

  • 講演の様子

  • IRID吉澤専務理事

  • IRID奥住開発計画部部長

  • JAEA大井グループリーダー

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