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第7回 国際顧問会議(2019年12月3日~12月4日)を開催

2019年12月3日~12月4日に、第7回国際顧問会議を開催いたしました。
国際顧問は、当機構(理事会)に対し、組織・マネジメント面での助言を依頼している海外の有識者です。
国際顧問からは、昨年からの進捗を確認いただき、IRIDが現在取り組んでいる研究開発のデザインレビューの実施状況、デブリ取出しの安全の考え方、情報発信・コミュニケーションの強化について評価をいただくとともに、失敗の経験を含めた知識の伝達の構築、バランスのとれた研究開発の推進について貴重なアドバイスをいただきました。

1. 国際顧問メンバー

  • アメリカ/レイク・バレット氏(Mr. Lake H. Barrett)
    独立コンサルタント(米国・スリーマイル島原子力発電所事故時米国原子力規制委員会 [NRC]
    現地責任者)
  • スペイン/ルイス・エチャバリ氏(Mr. Luis E. Echavarri)
    OECD/NEA前事務局長(IAEA国際原子力安全グループ(INSAG)等の経験を有する)
  • イギリス/メラニー・ブラウンリッジ氏(Prof. Melanie Brownridge)
    英国原子力廃止措置機構(NDA)技術・革新部長

2.全体スケジュール

  • 12/3(火):福島第一の状況(Update)、IRIDの活動状況、R&Dプロジェクトの状況について報告。
  • 12/4(水):総合的な議論と顧問より活動状況全般についてアドバイスを受領。

3.国際顧問からいただいた助言・提言事項

  • ・現時点で十分な水準に達しているが、更なる業務改善の継続を期待
  • ・各関係機関との更なる協調の推進
  • ・継続的な知識・スキルの蓄積の活動
  • ・講演、アカデミア等他機関との連携の継続及びより広い研究成果のPR等

12月3日、4日 国際顧問会議の様子

  • [写真]クリックすると大きいサイズの画像が開きます。

【写真】
  • 会議の様子

  • 左:ブラウンリッジ氏、
    中央:エチャバリ氏、
    右:バレット氏